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■書簡 その73 大勝館

子どもの頃、浅草ロック(六区)の洋画の封切り館だった映画館「大勝館」が今、大衆演劇の小屋として再開されている。

そこに三峰逹が25日まで門戸竜冶君と合同公演を行っている。大衆演劇は普通日替わりといって毎日演目が変わる。

二回公演の後、夜中に稽古して次の日を迎える。そんな生活を1年も続ければ力は付くが重労働。健康の自己管理が大変だ。

舞台で疲れた顔は見せられない。化粧で隠して笑顔で頑張る若者達に熱いものを感じる。

この生活に身体が馴れて楽に活動できる様になるのも、もうすぐ。

ゲストに新田純一君と大衆演劇若手花形No1の千沢秀を迎えて華やかな舞台になっている。時間のある方、見てください。

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■書簡 その79 薬湯

寒くなると風呂がいい。こんなとき、日頃使ったものを利用して薬湯にする。 季節ごとに色々あるがこの時期、ゆず湯はもちろんの事、みかんの皮を干して湯に入れて、栄養を皮膚からも取り入れる。 大根の葉を干したものを湯に入れる。殺菌力があって皮膚がなめらかになる。 これらは日本手拭い等で袋を作っておき、その都度いれかえればいい。市販のものより自分で作った物を使うのは一味違ってよいものですぞ。 皆さまの地の薬

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