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■書簡 その42 秋の気配

大阪・御堂筋では、お盆を過ぎた頃にピタリと止んだセミの声が、我が家の周りでは、まだ聞こえてくる。 夏の終わりを告げるツクツクボウシやヒグラシに混じってアブラゼミやミンミンゼミまで。しかし夕暮れと共にコオロギを中心としたムシの声が始まる。 我が家のスズムシは9月の声を聞くと絶えていった。例年よりひと月早いが、春の羽化が1ヶ月早かった為か。猛暑の所為か、植物の様子もおかしい。 お彼岸頃に咲き、毎年ほとんど狂いのない「ヒガンバナ」が今年はもう咲いている。 家でも鉢植えにしている鹿児島産の、咲き始めは薄いピンク系オレンジ色で、やがて 白く変わる彼岸花も、もう白く変わりつつある。 今年こそは、信州・箕輪町のピンク色の「そばの花」を観に行くつもりだが、うまく出会 えるだろうか・・・。

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■書簡 その60 無題

10月23日の朝、渥美半島で地震雲(と思う)ねじりん棒を立てた様な雲を見たんです。その日夕刻、中越地震です。 何か悪い物を見てしまったようなショックと風邪でダウン。緊張感のない時はダメですね。月も変わって元気にガンバリます。 新潟の皆さん、どうか頑張ってください。お大事に。 心よりお祈り申し上げます。

■書簡 その59 気の不思議

昨日お医者さんに行って風邪薬をもらってきたのだが、飲むたびに眠くなる。昨日からどうして?と思うくらいよく眠る。 薬のせいだと解っていてもシャキっとしないので気持ちが悪い。 食っちゃ寝、食っちゃ寝の だらだらだ。 仕事の時は気が張ってなんでもないのに、気が緩んでいるのか、土曜日まで予定が無いのでこのまま何も出来ずにいるのか・・・。 人間の身体は本当に不思議なものである。漢方の気について今更ながら思う

■書簡 その58 映画の吹き替えを終えて

浜松町のACスタジオで、アメリカ映画「ミラグロ奇跡の地」の吹き替えの仕事に出かけるため、早起きしたのだが寒い。 やっと秋らしくなったと思ったら突然真冬になったような寒さだ。あわててセーターを引っ張り出し上着を着て出かける。 無事終わって夜の12時ごろに帰ってきたのだが鼻がグシュグシュ、風邪気味である。 近年病気知らずだったのに・・・。しかし鼻水だけで熱もないのでそのまま寝る。 1985年のこの日、

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