top of page

■書簡 その28 アジサイとカタツムリ

先日、公園のアジサイ(紫陽花)に、カタツムリ(蝸牛)が上がっていた。絵柄でよく見る光景だ。カメラが無くて、残念。 アジサイは栄養素で色が変わる。七変化と言われたりする。日本原産は約10種類ほど。紫(青)が多いのは土壌が酸性のためだ。 最近は外国で改良された美しい赤い花を見かける。 カタツムリは世界で10000種以上。まだまだ新種が増える可能性がある。 日本には500種以上というが、どこにそんなに居るのだろう。100種類そこそこかと思っていた。 昔カタツムリを食べた事がある。 ボール紙の箱に空気穴を開けて暗くして水だけ与え、10日間ほど脱糞させて茹でて食べた。 不味くはなかったが、日本のカタツムリには寄生虫が多いので食べてはいけないと言われた。(大人になってからの事で辱しかった。) 食用になるのは外国でも数種類だけ。日本に輸入される食用種はヨーロッパのエスカルゴではなくアフリカマイマイが多いそうだ。

閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示

書簡 その222 時代劇ファンの方からの質問に答えて・・・

時代劇ファンの方からメールで「時代劇や映画などで切腹の場面で白装束の合わせが普段と同じ場面を観るにつけ、反対じゃないのか」 という質問のメールををいただき来ました。 さて、ご質問ですが、切腹するときは白装束です、死んだときは、京帷子(死装束)です。解釈の違いで色々と起こるのです。 (切腹の時の裃は浅葱色です。これも立場によって色が多少変わります) 時代劇はテレビが江戸時代の風俗を変えてしまって、実

書簡 その221 夏のご飯

日本列島、猛暑だという。確かに暑い。こう暑いと食欲がなくなる。しかしそれでは体が持たない。何か食べなければ・・・。 暑いと冷たくて喉越しの良いものが食べたい。すると当然、麺類ということになる。でもご飯が食べたい時もある。 そんな時は我が家では「冷や汁」にする。あの九州・・特に宮崎や大分の人なら誰でも知っているあの「冷や汁」だ。 干物を焼いてほぐし、出汁(だし)や味噌でのばし、薬味にきゅうりやネギ、

書簡 その220 気をつける

つい先日のことだ。聖蹟桜ヶ丘の某スーパーマーケットの表から見えるところで築地直送の鮮魚を一日だけ売り出している。 ふらっと入ってみると、北海道産の「黒ソイ」がある。これは珍しい。東京ではなかなかお目にかかれない魚だ。 刺身にしても煮魚にしても旨い。キンメやノドグロ・・・あっちいけぇ~!てなもんだ。 早速買って、お金を払おうとすると「レジのほうで」という。そこへ携帯電話が鳴る。話をしながら電波が気に

bottom of page