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■書簡 その5 電車の中で、我思う

JR山手線に乗っていると初老の婦人が孫と思しき小学校高学年か中学生の女の子を連れて乗ってきました。 ひとつだけ空いている席にその子を座らせて自分は立っています。 これは普通の光景なのでしょうか?僕にはどうしても普通には見えません。可愛い孫を座らせて 自分は立っている。誰にも迷惑をかけているわけでもないし・・・でもねぇ。 子どももこの頃の年頃になれば、自分は立って、おばあさんを座らせてあげよう、とは思わないのかしら。 親はそんな躾はしないのかしらあ「う~ん」。 電車の中で騒いでいる子どもをよく見かけます。親は注意しないし周りの人も知らん顔・・・。 余計な事を言って嫌われたくないのかな。 僕は時代劇で悪い奴を演じてきました。長い間悪い奴をやっていると、後ろから石をぶつけられたり 「あんた嫌い」と言われたりして、良い人をやりたいなぁと思ったこともありましたが やってみると良い人って面白くない。嫌われついでだ。もう一言・・・・まぁいいか。 こんな事に出会う電車に乗るのがだんだん嫌になる。 行儀よくしましょう。日本人なのだから。

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■書簡 その20 ウグイスの声が・・・

ここ数日、盛んにウグイスが啼いている。春先のように、「ケキョケキョケキョ・・・・」と長く尾を引くことはないが 確かにウグイスと解る声で短く啼き続けている。 梅雨空の鬱陶しさを飛ばしてくれる和やかさだ。「俺は良いところに住んでいるのだなぁ」と思う。

■書簡 その19 トチリ蕎麦

「トチル」。役者が舞台でセリフを間違えたり、出るキッカケを外したりすることを言う。 語源は諸説あるが、あわてる事を「とちめく」といった古語から来ているらしい。 今では一般でも使われているので、今更説明する事もないが・・・ この、トチッタ役者が「ご迷惑を掛けて申し訳ありません」という意味で、その場の出演者に配ったのが、なぜか蕎麦。 これは、慌てる事を「トチメン棒を振る」(橡の実を粉にして麺を打つ時、

■書簡 その18 映画を観に・・その2

映画「トロイ」を観た。長丁場。眠くならなければ良いが、と思って座に着いたが、「あっ」という間の3時間だった。 考える間もなかった。楽しかった。そういえば昔々「トロイのヘレン」という同じ物語の映画を観たのを思いだした。

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