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■書簡 その4 たまごかけごはん

たまごかけごはん。鳥インフルエンザ。道の駅。三題話ではないが連想ゲームの様に頭を駆け巡った。 僕は生たまごを温かいごはんにかけて食べるのが好きだ。といって、なければならないという類のものではない。 たまに思い出したように無性に食べたくなるだけだ。だが最近はどうもいけない。大丈夫だとわかっていても 「う~ん、味噌汁に入れよう」と火を通してから食べる様になった。鳥インフルエンザのせいである。 大事に使ってもあと20年はどうかな。今更気にしても、と思いながら我が身を労わるようになった。 若い頃には考えられないことである。 そして思い出したのが、渥美半島・田原町の養鶏場。カミさんの母親の実家が、この町にある安楽寺というお寺で、 一年に一回は訪れる。そのときに必ず覗くのがこの養鶏場。旧家を思わせる建物で、表に売店もある。 ここの玉子の黄身は指で摘んでも壊れない。濃い味の美味しい玉子だ。あの玉子でも、やっぱり火を通してしまうのかなー、などと考えてしまう。 養鶏場のすぐ近くに、田原町の道の駅がある。この道の駅は面白い。 お客さんは観光客ではなく、地元の人がほとんど(のようだ)。だから何時いっても地の物がいっぱい。 とれたて野菜やそこでしか手に入らないものが並ぶ。無農薬と書いてあったりする。 そうだ農薬も問題になっているね。(外国ものは農薬が多く使われていると聞く) 「まぁいいや。気にしないで何でも食べよう。」健康ブームで気を使っているのは高齢者ばかり。 本当に気をつけなければいけないのは若い人だと思うのだが・・・ それにしても 道の駅は楽しいですね。最近は何処へ行っても必ず覗くのが楽しみです。 おもいつくままに。

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