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■書簡 その26 江戸時代のこぼれ話・・その1

世の中、変なことが多すぎる。 情報過多で知らなくても良いことまで知ってしまうと、興味が薄れて、知らなければならない事まで忘れてしまう。 物は豊になったが、どうも心が貧しい気がしてならない。 つい仕事柄、江戸時代の事を考えてしまう。ドラマで取り上げられる殺伐とした時代劇ではなく、江戸も中期になると事件などほとんどなくなり、 物は無くとも、平和な時代に生きた庶民達は、情報の少ない時代、何事にも興味を持ち首をつっこみ、洒落心で物を眺め、 貧しくも心豊に生きた時代のことを想像してしまう。 でも、江戸の町って、実は汚かったんですよね。馬車・牛車が通る路は、糞だらけ。それに犬が多くてその・・・・。 これは、あまり想像したくないですね。

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■書簡 その40 戻って参りました。

サウナに入っているような稽古から始まって、緊張感連続の八月・大阪新歌舞伎座での杉良太郎公演も無事終了いたしました。 1日が経つのは早かったのに、1ヶ月が永かった と感じました。毎日通る御堂筋でクマゼミに迎えられたが、お盆を過ぎた頃にはピタリとやんだ。 そんな頃、たくさんの人達が打ち水をして涼を呼んでいた。子どもの頃、夕方になると近所の人達が凸凹道に水を撒いていた。 そのとき、打ち水といって涼を呼ぶ

■書簡 その39 我が家の夏のカレー

市販のカレーのルーを指定の水の量で溶いて(鍋)おきます。 他のものは、自分の好きなものを自由に使ってください。僕の家では、この溶いたルーに、さらに色々な香辛料を加えます。 そこへ、挽肉(豚と牛のあいびき)を炒めて入れます。(これは使わなければ冷蔵・冷凍で保存できます) フライパンで食べる分のタマネギ・ズッキーニ・ナス・赤・黄ピーマン・オクラ・その他なんでも同じ位の大きさに切って、 火が均等に入るよ

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