top of page

書簡 その181 梅・足踏み

各地から梅の便りが聞こえてくるなか、我が家の近隣では、ここ数日の寒さで、開きかけのままストップ。

そこで府中郷土の森博物館の梅園に出かけてみた。府中市と私の住む多摩市とは、多摩川を隔てた対岸。

「多摩川を越えると気温が2,3度違う」と言うのだが、確かに此処では白梅だけでなく紅梅も開花が進んでいました。

人出も多く、梅祭りを楽しんでいました。梅の木の根元では黄金色の福寿草も満開だ。来週には開花で見頃を迎えるだろう。

その頃には我が家の周りでも開花再開で、いい香が漂う事だろう。

閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

書簡 その200 おねがい

仕事で下谷稲荷町のスタジオに行く。上野駅から3分。下谷稲荷のすぐ近く。 この下谷稲荷だが元々は上野の山にあったのだが寛永4年、寛永寺の建立にあたり、上野山下に移され、その後この地に替地造営された。 昔から(西暦730年創建と伝えられる。)「正一位下谷稲荷社」と称されていたころからこの町を稲荷町と云うようになった由緒ある神社。 また寛政10年(1798年)には江戸で初めて寄席が行われた由縁の地で境内

書簡 その199 特別展・江戸城

両国の江戸東京博物館に特別展江戸城を観に行く。10時半頃に入場したのだが、大変な人出。 江戸の話が好きな僕にとっては江戸時代に興味を持つ人が多いことは嬉しいかぎりだが、観客に若い人がほとんどいない。 特に今日は平日。時間に余裕があるのは年配者だろうが、それにしても養老院の団体旅行。芋を洗うようだ。 展示品を見るのも頭越し、人の後についてぞろぞろ進むだけ。マイッタ。それでも良いほうだったかもしれない

書簡 その198 鰆

サワラの美味しい季節がやってきた。 関東では、いや我が家では塩焼き。関西では西京漬けといって味噌漬けにすることが多い。 味噌に酒粕を混ぜたり、各家庭により工夫された味がある。 もっとも関東でも醤油に出汁を加えたタレに漬けて各々の味に仕立てて照焼にしたりする。 海に近く新鮮なものが手に入る地方では刺身にする。 我が家では新鮮なものに塩をしてから、酢で洗ってコブ〆にした。これがうまい。 子どものころか

bottom of page