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書簡 その196 ものもらい

家に遊びに来た、若い奴が「ものもらいができかけてる」と言う。

一発で治してやると、おまじないをしたら翌朝電話が掛って来て「本当に治りました」と不思議そうに言う。

そうだこの話をラジオでしようと、方言などを調べて調べていると、一発で治る・・・という表現が薬事法に引っ掛かるからと、止められた。

もう一つの方法も危険だからダメだという。もったいない話なので、ここで紹介しよう。

「ものもらい」の方言は全国で250余りあるという。

主なものは東日本の「ものもらい」。北海道では「めっぱ」関西地方の「めばちこ」に「めいぼ」。

ほかに、「めんぼ」「めぼ」「めぼう」「めぼいた」「めんもらい」。少数派では「ばか」「おひめさん」「おきゃくさん」「おともだち」「めんちょ」など。

さて、おまじないだが、一つ目は昔から伝わっている方法。

ツゲの櫛を畳の目に沿ってこすりつける。熱くなったところを、患部にあてる。チョンチョンと2、3度で良い。

なぜか他のものではダメ。ツゲの櫛でなければならない。大きくなる前なら不思議と治る。

もう一つは、和紙で「こより」をよる。その先で目頭にある涙腺を刺激する。涙が出てきたら、それで良し。

この方法も、かゆくなって腫れ出した頃なら一発で治る。

とても不思議だが、僕は子どもの頃から、ものもらいで医者にいったことはない。


ものもらいの方言・・・ロート製薬・・・ものもらいMAPで詳しく説明されています。


 ※管理人注:この記事で書かれている内容は、森個人の体験によるものです。医学的根拠はありません。

  この方法によって、体に不具合が生じても、一切の責任は負いかねますので、ご了承ください。

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