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■書簡 その85 七種粥

我が家の今日の昼食は七種粥(七草粥)。七種の野草を正月七日に食べて祝う行事。

現在は鎌倉時代より伝わる、春の七草。セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの七種だが、

時代によってセリ・ナズナ・ゴギョウ・ホトケノザ・タビラコ・アシナ・ミミナシ等を上げたものもあり、多少の違いがあったようだ。

いずれにしても厄払いと一年の無病息災を願って平安時代初期から伝わる行事だ。

台所道具を並べて、七草をきざみながら、はやし唄を唄って祝ったものだが、

現代では正月疲れの胃腸を休め回復させるための食品として食されている。

事実、これらの野草には血液浄化・胃健・消化促進・歯痛・咳止め解熱・排尿等の薬効があるという。

中国から伝来した初期(平安時代)の官中ではコメ・アワ・ヒエ・キビ・ミノ・ゴマ・アズキが七種粥だったそうだ。

時期はちょっとずれますが、西洋にも似た様な習慣があります。

復活祭の前の木曜日を「緑の木曜日」と呼んでこの日、野に出て野草を摘んで食べます。

タンポポ・スイバ・ヨメナ・オランダゼリ・イラクサ・カタバミ・アサツキ・キクニガナ等です。

これらは日本でも雑草として身近に生えているものが多いので試してみたい気もしますが

春の野の出て新鮮なものを食べて健康を願う人々の願いは全国共通のようです。

そして今日は七草爪。食後に僕も爪を切りました。松飾りもとれて、次は11日の鏡割りですね。

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