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■書簡 その84 燻製

津久井の友人「永井達也」さんから電話で「近所の友人と燻製をするので来ないか」と誘いがある。

暮れにご馳走になったが作るところを見たいので出かける。驚きました!古いロッカーの中に七輪を入れて炭を熾して山桜の蒔を燃やす熱燻。

ブロックの上に桜のチップを乗せて、くすぶらせて冷燻の二種。

大きさや物によってちがうが熱燻で3時間から5時間、冷燻で丸一昼夜。だいたいこんなもんで出来る。

今日は、熱燻。鮭の新巻を天井部からつるしたり、金網で作った棚の上に乗せて(肉類は下ごしらえがいるので、今日は魚。

特に干物)火をつけて扉を閉じる。午前中に始めて夕方、皆で食べる。

うまい!ことに干物(さんま・塩鯖・ホッケ等)は癖がなくなって魚の嫌いな人でも美味しく食べられる。

時間は掛るが簡単に出来るので皆さんにもオススメ。楽しいよ!

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