top of page

■書簡 その78 冬至

もうすぐ冬至。

冬至にはゆず湯に入って、カボチャを食べる。そして「ん」の付くものを7種類食べると幸福になれる、

と言い伝えられている(東京だけかもしれないが)。昔の人は凄いね。

「ん」の付くものを挙げればダイコン・ニンジン・レンコン・ゴンボ(ゴボウ。東京ではこんな時ゴンボという。)

ミカン・キンカン・コンブ・コンニャク・それにカボチャは関西ではナンキンと言う。

これらは皆、体によいものばかり。

まして根菜は冬に向って栄養満点。これらを食べて自分達の身体を守る知恵を伝えたんですね。

私たちも後々に伝えなければ、と思います。


閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

毎年のことだが、この時期に思う。年賀状なんて無駄な事は止めたほうが良い、と言う人がいる。 年を重ねると、何年も会ったことのない人が出てくる。僕も20年以上、年賀状だけのお付き合いの方が数人いる。 時には、もういいかと思う事もある。しかしその人との出会い、その頃の思い出、色んな事が思い出される。 それだけで十分年賀状は出す意味があると思うし、昔のことを考えるだけで、ボケ防止になると聞く。 若い時には

寒くなると風呂がいい。こんなとき、日頃使ったものを利用して薬湯にする。 季節ごとに色々あるがこの時期、ゆず湯はもちろんの事、みかんの皮を干して湯に入れて、栄養を皮膚からも取り入れる。 大根の葉を干したものを湯に入れる。殺菌力があって皮膚がなめらかになる。 これらは日本手拭い等で袋を作っておき、その都度いれかえればいい。市販のものより自分で作った物を使うのは一味違ってよいものですぞ。 皆さまの地の薬

津久井の友人を訪ねたら、近所の炭焼きをしている80歳を過ぎた老人が、長さ60センチ直径18センチ重さ8キロの真っ白な大根を、 お土産にと持ってきてくれた。炭の粉になったものを肥料にやると、こんなデーコが出来るだよ、と自慢する大根はデカイだけじゃなく、 実にやわらかくうまいものでビックリした。

bottom of page