■書簡 その48 劇団若獅子
- 森章二
- 2019年9月16日
- 読了時間: 1分
三越劇場で、劇団若獅子公演「上州土産百両首」と「蛍」を観た。 若獅子は僕の育った新国劇が解散した後、笠原章を中心に有志が集まって作った劇団で、今年でもう17回の公演を行っている。早いものだ。 今回は淡路千景さんが特別出演。鶴田さやかさんと曽我廼家玉太呂さん曽我廼家八十吉さんをゲストに迎えて皆さんガンバッテいた。 若獅子の芝居は身内意識で観るせいか、どうも疲れる。しかし今回は装置といい衣装といい素晴らしいもので十分楽しませてもらった。 多いようで少なくなってしまった新国劇の出身者がガンバッテいるのを見ると嬉しい。芝居も良いゲストを迎えて、久々の名作2本を堪能した。 鶴田さやか、可愛かった。イクツニナッタンダロウ。
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