■書簡 その26 江戸時代のこぼれ話・・その1
- 森章二
- 2019年9月16日
- 読了時間: 1分
世の中、変なことが多すぎる。 情報過多で知らなくても良いことまで知ってしまうと、興味が薄れて、知らなければならない事まで忘れてしまう。 物は豊になったが、どうも心が貧しい気がしてならない。 つい仕事柄、江戸時代の事を考えてしまう。ドラマで取り上げられる殺伐とした時代劇ではなく、江戸も中期になると事件などほとんどなくなり、 物は無くとも、平和な時代に生きた庶民達は、情報の少ない時代、何事にも興味を持ち首をつっこみ、洒落心で物を眺め、 貧しくも心豊に生きた時代のことを想像してしまう。 でも、江戸の町って、実は汚かったんですよね。馬車・牛車が通る路は、糞だらけ。それに犬が多くてその・・・・。 これは、あまり想像したくないですね。
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