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■書簡 その22 カメチャブ

輸入牛肉問題で世間を騒がせた牛丼。牛鍋⇒すき焼き⇒牛丼というのが一般的な図式だが、東京ではもう一つルーツがある。 それが「カメチャブ」だ。僕が子どもの頃(昭和20~30年代の中頃)に浅草に行くと屋台で食べさせた汁かけ飯。 汁の中身は牛筋を甘辛く煮込んだ汁の中に長ネギをザクザクときざんで、ほおり込んだ物。これをご飯にかけて出す。 汁は今のすき焼きの汁だと思えば良い。今こそ牛筋は市民権を得て並肉ほどの値段だが、当時、物のない時代でもあまり食べなかった。 すなわち、下等な食べ物だったわけだ。それでも都民の栄養源。皆、よろこんで食べたものだ。 だが由来が面白い。「チャブ」とは、ちゃぶ台、ちゃぶ屋・・でわかると思うが、飯(メシ)のこと。 では「カメ」とは・・・日本に来たアメリカ人が、犬を呼ぶときに 「カメン、又はカモン」と呼ぶ、それを聞いて 犬の事を英語で「カメ」というのだと勘違い。それで犬のことを隠語でカメという。 「犬飯」。これがカメチャブである。決して犬のご飯というわけではない。戦後すぐのこと、おそらくはじめの頃、肉は・・・・ どっちにしても今の牛丼とそんなに変わらなかったような気がする。 牛丼の復活が待たれる、今日この頃である。

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■書簡 その40 戻って参りました。

サウナに入っているような稽古から始まって、緊張感連続の八月・大阪新歌舞伎座での杉良太郎公演も無事終了いたしました。 1日が経つのは早かったのに、1ヶ月が永かった と感じました。毎日通る御堂筋でクマゼミに迎えられたが、お盆を過ぎた頃にはピタリとやんだ。 そんな頃、たくさんの人達が打ち水をして涼を呼んでいた。子どもの頃、夕方になると近所の人達が凸凹道に水を撒いていた。 そのとき、打ち水といって涼を呼ぶ

■書簡 その39 我が家の夏のカレー

市販のカレーのルーを指定の水の量で溶いて(鍋)おきます。 他のものは、自分の好きなものを自由に使ってください。僕の家では、この溶いたルーに、さらに色々な香辛料を加えます。 そこへ、挽肉(豚と牛のあいびき)を炒めて入れます。(これは使わなければ冷蔵・冷凍で保存できます) フライパンで食べる分のタマネギ・ズッキーニ・ナス・赤・黄ピーマン・オクラ・その他なんでも同じ位の大きさに切って、 火が均等に入るよ

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