戦場のメロディ(モンテンルパの・・・)テレビを観て久しぶりに泣いた。涙が止まらなくて自分で驚いた。
話は戦後、昭和20年代に実際にあった話で、戦犯としてフィリピンで死刑判決を受けた108人の元日本兵が
人気歌手渡辺はま子の努力で助け出された話だ。
当時、大変な話題で、僕もニュース映画で帰国の様子を観て知っていたのだが、すっかり忘れていた。
このドラマは、実写や当時戦犯で現在、健在の方へのインタビュー(108人中健在の方は10数人)。
90歳の方の涙と二度と戦争は嫌だという言葉に心を打たれた。
いくつかのエピソードも今語り継がれなければ失われてしまう感動の物語だ。
僕は来月、10月9,10日に「歌のないライブ」として、忘れて欲しくない昭和20年代とその頃活躍した芸人たちの話をするのだが
こんなステキな話を忘れていたなんて・・・・・。久々にみんなが歌っていた、戦犯の人たちが作った「モンテンルパの夜はふけて」が
よみがえった。思い出させてくれて「ありがとう」と言いたい。
忘れて欲しくない話、思い出して欲しい話、知って欲しい話がまた一つ増えた。
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