top of page

書簡 その213 栗ぜんざい

母が浅草に買い物に行きたいというので、ひさしりに浅草に行く。仲見世を歩いていると、突然「梅園に行こう」と言い出した。

え~梅園とは、僕の子どもの頃は、浅草に行っといえば「梅園に行った?」と聞かれる程、甘党にとっては、名店中の名店。

しかし、僕は子どもの頃は甘いものが大の苦手だったので、一回か二回しか行ってないと思う。

まぁ近年は甘いものも食べられるようになったので、50数年ぶりで懐かしさも手伝って、ついていく。

いや~老舗の力ってすごいもんですね~。近所のお店は何処もガラガラなのに梅園の広い店内はお客でいっぱい。

注文は、母とカミさんが田舎汁粉。僕は名物の栗ぜんざい。

この店の栗ぜんざいは、汁気がない。こしあんの塊と、半殺し(つぶつぶの状態)の粟餅がお椀の中に入っているというシロモノ。

それに盃より小さな器にシソの実入りの佃煮がついてくる。甘かった~!

ちょっともてあましましたが、食べ物を残せない悲しい世代。完食したが・・・。

田舎汁粉の二人はというとカミさんは甘さにビックリ。母も「こんなに甘かったかしら」と言いながら懐かしそうに食べていた。

場所は、雷門から浅草寺を正面に見て左側の仲見世の裏通りを浅草寺に向って歩いていくと左側に大きな「梅園」の看板が目に入ってきます。

浅草名物、舟和の「いも羊羹」と梅園の「栗ぜんざい」・・・話の種にぜひどうぞ。

左党の方には、神宮バーのデンキブランを・・・。

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

書簡 その219 ライブを終わって

やってみるもんですなぁ・・いろんなこと。いえね、歌の無いライブと称して、昭和20年代頃の話とその頃活躍した芸人の話を1時間20分程したんですがね。 まぁ良し悪しは来て頂いたお客様が決めることですが、僕自身はやってよかったです。若い人に興味を持ってもらったり(特に都々逸)、年配の方には懐かし がって頂いたり。それもさることながら、初めての試みで新しい発見がたくさんあった事。面白いもんですねぇ。客席に

書簡 その218 忘れてほしくない話

戦場のメロディ(モンテンルパの・・・)テレビを観て久しぶりに泣いた。涙が止まらなくて自分で驚いた。 話は戦後、昭和20年代に実際にあった話で、戦犯としてフィリピンで死刑判決を受けた108人の元日本兵が 人気歌手渡辺はま子の努力で助け出された話だ。 当時、大変な話題で、僕もニュース映画で帰国の様子を観て知っていたのだが、すっかり忘れていた。 このドラマは、実写や当時戦犯で現在、健在の方へのインタビュ

書簡 その217 おいらん

言わずと知れた、吉原の太夫のことである。 太夫付きの「かむろ」が「おいらのねえさん」と言ったのが語源との説が有力だが、こんな説もある。 おいらん・・漢字では、はなにさきがけると書いて「花魁」と書く。だから一番という意味だというのである。 たしかに太夫は最高位だから、一番でおいらんなのだ。 魅けて咲く花が一番ならば「梅」が一番だと言った梅好きがいた。 たしかに、昔から「梅は春一番に百花に魅けて香りを

Comments


bottom of page