書簡 その191 左きき左義長(さぎちょう)。正月十五日に行われる、悪魔祓いの火祭りのことで松飾を焼く行事のこと、そうドンド焼きのことです。この左義長から、左ききのことを、ひだりぎっちょ→ぎっちょ・・・と言ったのです。左利きは器用だといいます。二刀流の使い手、宮本武蔵はぎっちょで、絵や書は左手で書いたとの説があります。この話は、放送では出来ないんです。何んででしょうね。
左義長(さぎちょう)。正月十五日に行われる、悪魔祓いの火祭りのことで松飾を焼く行事のこと、そうドンド焼きのことです。この左義長から、左ききのことを、ひだりぎっちょ→ぎっちょ・・・と言ったのです。左利きは器用だといいます。二刀流の使い手、宮本武蔵はぎっちょで、絵や書は左手で書いたとの説があります。この話は、放送では出来ないんです。何んででしょうね。
書簡 その200 おねがい仕事で下谷稲荷町のスタジオに行く。上野駅から3分。下谷稲荷のすぐ近く。 この下谷稲荷だが元々は上野の山にあったのだが寛永4年、寛永寺の建立にあたり、上野山下に移され、その後この地に替地造営された。 昔から(西暦730年創建と伝えられる。)「正一位下谷稲荷社」と称されていたこ...
書簡 その199 特別展・江戸城両国の江戸東京博物館に特別展江戸城を観に行く。10時半頃に入場したのだが、大変な人出。 江戸の話が好きな僕にとっては江戸時代に興味を持つ人が多いことは嬉しいかぎりだが、観客に若い人がほとんどいない。 特に今日は平日。時間に余裕があるのは年配者だろうが、それにしても養老院の団...
書簡 その198 鰆サワラの美味しい季節がやってきた。 関東では、いや我が家では塩焼き。関西では西京漬けといって味噌漬けにすることが多い。 味噌に酒粕を混ぜたり、各家庭により工夫された味がある。 もっとも関東でも醤油に出汁を加えたタレに漬けて各々の味に仕立てて照焼にしたりする。...
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