top of page

書簡 その160 でべら

瀬戸内名物で、小さなカレエをカラカラに干した物で、

槌で骨を砕いてから焼いて食べると独特の風味で、

スルメの様に噛めば噛むほど旨味が増してくる、たまらない一品。

僕が新国劇で辰巳先生の書生をしていた時だから40数年前に尾道で食べて以来の好物だが、

久しく口にする事がなかった。

暮れに知人に送っていただいて、早速食したのだが旨味だけでなく

いろんな事が思い出されて懐かしいひと時を過ごした。

しかし40数年間、でべら ではなく でびら だと思い込んでいたのは迂闊だった。

思い込みとは、こんなものですかねぇ。

閲覧数:3回0件のコメント

最新記事

すべて表示

書簡 その159 寒の入り

今日から節分までの間が、寒の内(寒中)。最も寒いといわれる大寒は15日後。今年の寒さはどうなってるんですかねぇ。 暖冬が続いて、地球温暖化などと言われ、暖かい冬に馴れた身には染みわたる冷気です。(年のせいかも) それでも子供の頃、校庭の水溜りが凍って、そこでスケート遊びをし...

書簡 その158 あけましておめでとうございます

私の勝手なつぶやきを、毎日、何十人もの方々に観て頂いていると思うと、力が入ります。 今年もいろんな事に興味を持って、野次馬精神を維持。自分が楽しみながら綴り続けます。 皆様の情報も、掲示板の方に書き込み、よろしくお願い申し上げます。質問も歓迎です。

書簡 その157 吹き替え

「イン・ハー・シューズ」という映画の、ノーマン・ロイドの吹き替えをする。 久しぶりの吹き替えと、子供の頃によく見た俳優の声というので、チョット緊張。ワクワクドキドキした。楽しかった。 当時活躍したシャーリー・マクレーンが、おばあさんで出てきたのも懐かしかった。...

Comments


bottom of page