top of page

書簡 その138 自然

毎年来ていたツバメが、ここ2、3年姿を見せないなぁと思っていたら、いつも巣を作っていた家がなくなっている。

そういえば、この所、近所の屋敷が売りに出され、その敷地に2,3軒の家が建って売りに出されるようになった。 

1軒だった家が数軒になり、庭がなくなり、空間が減る。1軒の家を新しく建てて1軒で売っても利益はあがらないから仕方がないが・・・。

空間と余白に生きていた小動物の住み処が奪われる。

人間の世界ばかりではなく、他の生き物にとっても住みにくい世の中になったものだ。そんなことを思っていたら、うぐいすの声が聞こえてきた。

まだまだ捨てたもんじゃないか。このあたりは・・・。

閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

書簡 その140 お気に入り

お気に入りだから「お宝」なのか。高価だから「お宝」なのか?そんな事はどうでもいい。 僕のお宝はこれだ。 どうです?どこから見て見てもカエルでしょ? 何年か前に宮が瀬の河原で見つけたもので、シャレで目を付けて みたら、これまたピッタリ。 カエル好きの僕には最高の拾いものです。

書簡 その139 いきもの

「白神山地のクマゲラ、確認できず。本州で絶滅の危機」。先日の新聞の記事である。 かつて森にはオオカミが住み、川ではカワウソが遊び、空にはトキが舞う楽園だった日本。 そんな彼等がいなくなった現在、身近で頑張っているのは、 ハンザキと云われ裂いても斬っても死なないといわれるオオ...

書簡 その137 シルクロード展にて

3日までというので、雨天の中、両国の江戸東京博物館に出かける。 評判通りの、なんともいえないステキな発掘品の数々を堪能する。楽しみの一つはイベントの売店で雑貨をあさることである。 カミさんは無駄遣いというが、とにかく見ると欲しくなる。しかし今回はチョット・・。公共施設の売店...

Comments


bottom of page