書簡 その138 自然
- 森章二
- 2024年3月18日
- 読了時間: 1分
毎年来ていたツバメが、ここ2、3年姿を見せないなぁと思っていたら、いつも巣を作っていた家がなくなっている。
そういえば、この所、近所の屋敷が売りに出され、その敷地に2,3軒の家が建って売りに出されるようになった。
1軒だった家が数軒になり、庭がなくなり、空間が減る。1軒の家を新しく建てて1軒で売っても利益はあがらないから仕方がないが・・・。
空間と余白に生きていた小動物の住み処が奪われる。
人間の世界ばかりではなく、他の生き物にとっても住みにくい世の中になったものだ。そんなことを思っていたら、うぐいすの声が聞こえてきた。
まだまだ捨てたもんじゃないか。このあたりは・・・。
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