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書簡 その132 観光客の似合う街

「全国津々浦々は、どうなったんだ」というメールを頂いた。ごめんなさい。番外編で全国を巡ったら、チョット休憩になってしまった。

思い出を語る前に近場でと思い、川越へ出かけて見ました。

本当のところ、昔は街の真ん中の古い軒並みの通りをトラックが走る、歩きにくい薄汚い街というのが川越の印象だったんです。

しかし久々に訪れた川越は住人達の協力で小江戸と言われ人々が訪れるようになり、

車道は整備され、砂利道は石畳に、そこ此処人があふれる現在。見違えるように活気のある素晴らしい街に変身していました。

古い街道を残す街でこんなに観光客の似合う所は全国でも他では見ることが出来ないくらい、楽しい街でした。

菓子屋横丁も賑わいがピッタリ。

時の鐘を中心にして、五百羅漢で有名な喜多院までの散歩の距離も、駅や商店街等への距離も遠すぎず近すぎず。

一日遊ぶには絶好な街でした。僕の好きな街の一つになりました。

観光地としてつまらなくなる所が多すぎる中、ステキな変身を遂げた川越。古さが現代にマッチした息抜きの出来る街、川越。オススメです。

全国津々浦々はボチボチ進みます。

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