top of page

書簡 その127 桜(掲示板に答えて)

今年の桜はもう終わりと思っていたら、帯広の知人から、こちらでは一昨日、雪が降って桜の開花がまた延びたとの知らせがありました。

沖縄では泳いでいる人がいるというのに日本は広いですね。さて私が桜の古木を追いかける様になったキッカケですが、

古くは昨年3月に「書簡集」に述べた通りですが、20数年前、盛岡の石割桜と三春の滝桜を観たのが始まりで、桜の本を読みあさりました。

そんな中に書かれている著者の選んだ10本は、書いた人によって、あまりに違いがあること。

美意識というのは個人によってかなりの差があるのは当然のことですが、中には自分が見ないで書かれたのではないかと思う様なランク付けに

「よーし、それでは僕の目で確かめてみたい!」これが出発点です。

主だったところで 山形県長井市の伊佐沢の久保桜(1200年)をはじめとする東北の名桜と、兵庫県大屋町の樽見の大桜(1000年)、

島根県三隅町の三隅の大平桜(300年)、高知県吾川村のひょうたん桜(500年)ほか。

まだまだ見たいと思っている銘木が10数本残っているので、来年 東北を一回りしたら、僕なりの名桜○○選を綴ってみたいと思っています。

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

書簡 その140 お気に入り

お気に入りだから「お宝」なのか。高価だから「お宝」なのか?そんな事はどうでもいい。 僕のお宝はこれだ。 どうです?どこから見て見てもカエルでしょ? 何年か前に宮が瀬の河原で見つけたもので、シャレで目を付けて みたら、これまたピッタリ。 カエル好きの僕には最高の拾いものです。

書簡 その139 いきもの

「白神山地のクマゲラ、確認できず。本州で絶滅の危機」。先日の新聞の記事である。 かつて森にはオオカミが住み、川ではカワウソが遊び、空にはトキが舞う楽園だった日本。 そんな彼等がいなくなった現在、身近で頑張っているのは、 ハンザキと云われ裂いても斬っても死なないといわれるオオ...

書簡 その138 自然

毎年来ていたツバメが、ここ2、3年姿を見せないなぁと思っていたら、いつも巣を作っていた家がなくなっている。 そういえば、この所、近所の屋敷が売りに出され、その敷地に2,3軒の家が建って売りに出されるようになった。 1軒だった家が数軒になり、庭がなくなり、空間が減る。1軒の家...

Comments


bottom of page