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書簡 その126 劇団「グループしぜん」

新国劇出身で、島田正吾師の愛弟子『伊藤漢』君の主宰する劇団「グループしぜん」が31回目の公演に、島田先生を偲んで「瞼の母」を

新しい構成で演出すると聞いて、蔵前の「浅草アドリブ小劇場」へ飛んでいく。 地頭に新国劇そのままの衣装、朗読から始まって芝居に入る。

制約のある劇場をふんだんに使って出演者には新国劇のニオイを出すために相当な稽古を強いたなと思われる。

60歳を越えた漢さんに熱いものを感じた。年を重ねた新国劇経験者には精一杯の試みか。

若い人にはもっと翔んだ「瞼の母」を作ってほしい気もするが・・・・そんな「瞼の母」も観たいよね。

オールドファンには懐かしさを、若い人には名作を知ってもらう意味で、沢山の人に観てもらいたい作品でした。拍手。

漢、曰く 人生の孤独を秘めた顔の表情。演じる手の動き、足の運び、身体全体から滲み出る色気・・・素晴らしい師匠でした。

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