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■書簡 その106 水溜り

カエルの話をしていたら子どもの頃の事を思い出した。

僕の育った港区赤坂でも、道路は凸凹のジャリ道で雨が降ると大きな水溜りができる。そんな水溜りにアメンボが居てピョンピョン跳ねている。

学校帰り、それを追っかけるようにこちらは水を避け飛んでいくとアメンボがパッと散る。

大きな水溜りにはヒキガエルの卵がトグロを巻いていることがある。道が乾けば死んでしまうのでバケツに採って近くの池に放してやる。

赤坂に池?と思われる方もあるだろうが、あるんですよ。山王神社には湧水の池があった。(現在はどうかな)

タナゴを釣った覚えもある。弁慶橋のお堀ではクチボソ釣りをする人達が大勢いた。

氷川小学校のプールは、プール開きまでは水生昆虫の宝庫だった。

アメンボ、ミズスマシ、ミズカマキリ、ゲンゴロウ、コオイムシ、ザリガニやカエル、その他大勢。

氷川神社の森にはカブトムシ、クワガタ、タマムシ、トカゲ、カナヘビ、アオダイショウやシマヘビ、イタチが走っている事だってあったんです。

現在のTBSのあるところは演習場の跡で金網をくぐって中に入り、草ッ原でキリギリスやコオロギ、カネタタキ、クサヒバリ、ウマオイなどの

秋の鳴く虫を捕りにいったものだ。

今では、想像することすら難しい風景ですよね。あの頃は赤坂がこんなに変わってしまうなんて思ってもみませんでした。

赤坂に3つの小学校があり、合わせれば5~600人の同級生がいたのに、現在同じ場所に住んでいるのは、ほんの数人になってしまった。

遠い昔の物語だね。

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