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■書簡 その1 はじめまして

森章二です。役者です。精神年齢10代(前半かな?後半かな?)。これは大変な違いかも・・・ 肉体年齢40代。実年齢・・・・・見た通り。役者は身体が資本です。いろいろな人を演じます。 だから年齢は、その時々。元気が一番です。むろん衰えを感じることもありますが 年を重ねる と云うことはよい事です。楽しいことがいっぱいあります。若い頃に見えなかったものが見えてきたり聞こえてきます。 それを楽しみにしています。例えば、臭い、香り、薫り等に自分で色付けをしてみるのも楽しいことですよ。 きっと匂いにも色があると思うんですよ。 寒い冬の夜、物音ひとつしない雪の降る音が真に’しんしん’と聞こえてきます。 昔の人が表現したしんしん と云う音が、真に しんしん と聞こえてきます。 こんな話を講演ですると年配の方は頷き若い人はキョトンとしたりビックリした顔をしています。 そんな顔をみるのも、密かな楽しみなのです。 でも、皆んな感じる様になるんですよ、こんなことを。 ではまた。

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■書簡 その20 ウグイスの声が・・・

ここ数日、盛んにウグイスが啼いている。春先のように、「ケキョケキョケキョ・・・・」と長く尾を引くことはないが 確かにウグイスと解る声で短く啼き続けている。 梅雨空の鬱陶しさを飛ばしてくれる和やかさだ。「俺は良いところに住んでいるのだなぁ」と思う。

■書簡 その19 トチリ蕎麦

「トチル」。役者が舞台でセリフを間違えたり、出るキッカケを外したりすることを言う。 語源は諸説あるが、あわてる事を「とちめく」といった古語から来ているらしい。 今では一般でも使われているので、今更説明する事もないが・・・...

■書簡 その18 映画を観に・・その2

映画「トロイ」を観た。長丁場。眠くならなければ良いが、と思って座に着いたが、「あっ」という間の3時間だった。 考える間もなかった。楽しかった。そういえば昔々「トロイのヘレン」という同じ物語の映画を観たのを思いだした。

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