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■書簡 その13 名古屋の味噌煮込みうどん

師匠の辰巳柳太郎の好物で、名古屋に行くと必ず食べる。 40年前に初めて連れて行かれた時には驚いた。土鍋の中に真っ黒な汁、極太のうどんに鶏肉、玉子、葱。 熱いので蓋にとって食べるのだという。そういえば蓋に穴がない。ひと口食べて腹が立った。うどんが生でガチガチ。 文句を言うと、これで良いと言う。こんな物食えるかとほっといたら、オヤジ(先生)が何で食べないと睨んでいる。 仕方なく食べたが馴染めない。二度と喰いたくないと思ったが、師匠のお供で二、三度行く内に、不思議なことに又食べたくなる。 今では家まで送ってもらう程の好物になった。人間とは変な生物だ。

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■書簡 その20 ウグイスの声が・・・

ここ数日、盛んにウグイスが啼いている。春先のように、「ケキョケキョケキョ・・・・」と長く尾を引くことはないが 確かにウグイスと解る声で短く啼き続けている。 梅雨空の鬱陶しさを飛ばしてくれる和やかさだ。「俺は良いところに住んでいるのだなぁ」と思う。

■書簡 その19 トチリ蕎麦

「トチル」。役者が舞台でセリフを間違えたり、出るキッカケを外したりすることを言う。 語源は諸説あるが、あわてる事を「とちめく」といった古語から来ているらしい。 今では一般でも使われているので、今更説明する事もないが・・・ この、トチッタ役者が「ご迷惑を掛けて申し訳ありません」という意味で、その場の出演者に配ったのが、なぜか蕎麦。 これは、慌てる事を「トチメン棒を振る」(橡の実を粉にして麺を打つ時、

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